10月15日は十三夜です。
十五夜と比べるとあまり聞き馴染みが
ないかもしれませんが、
十三夜は十五夜に次いで美しい月を
楽しむ日本古来からの伝統行事です。
十五夜の約1か月後にあたるので
「後の月(のちのつき)」とも
呼ばれています。
十三夜は満月ではなく、少し欠けた
満月ですが、この少し満月に満たない
十三夜の月も美しいとされています。
十五夜と十三夜はあわせて「二夜の月」と呼び、
両方の月を楽しむことで、豊作と健康を
祈願する風習が生まれました。
十三夜でも月見団子をお供えしますが、
十五夜には15個の団子、十三夜には13個の
団子をお供えするのが習わしです。
また、この時期に収穫を迎える
栗や豆をお供えすることから、
「栗名月」「豆名月」とも呼ばれ、
秋の収穫物に感謝します。
旬な栗ご飯や煮豆を味わいながら
お月見も楽しそうですね。