4月も中旬となりましたが、一気に初夏を
思わせるような気候となりました。
来月は端午の節句があります。
そろそろ兜や鯉のぼりを出そうかな、
と思われている方もいらっしゃると思います。
「端午の節句」は毎年5月5日で、
「こどもの日」とも呼ばれており、
男の子の誕生と健康な成長を祝う日です。
端午の節句といえば五月人形ですが、
それぞれ飾る意味があります。
兜や鎧は、身を守る大事な道具です。
そのことから、子どもを病気や災い
から守ってくれると考えられています。
兜と一緒に飾る弓矢や太刀には
魔除けの意味があります。
また、鯉のぼりには、子どもの
健やかな成長と出世を願っています。
これらの飾り始めについては、
春分の日が過ぎたころから4月中旬
ごろがいいそうです。
前日の5月4日に飾るのは一夜飾り
となるので避けた方がいいでしょう。
また、雛人形と違って、早く片付けないと
結婚が遅くなるというような言い伝えは
ないため、片付ける時期も決まっていない
そうです。ただ、湿気に弱いので、梅雨前の
お天気の良い日に片付けるといいでしょう。
端午の節句は、お子さまにとって和文化を
身近に感じることができる行事なので、
一緒に楽しみながら飾るのもいいですね。