6月21日は【夏至(げし)】です。
「夏に至る」と漢字にあるように、
夏の盛りに向かっていく頃を指します。
北半球においては、1年のうちで
日の出から日没までの時間が最も長く
なるため、1年で最も日が長い日です。
夜になっても日が長くなったな、
と感じますよね。
↑ 二見浦の夫婦岩
北半球では「太陽の力が最も強まる日」
とされ、各地で夏至祭が催されます。
日本では、三重県伊勢市にある二見興玉神社
の夏至祭が有名です。二見興玉神社のある
二見浦は昔から禊浜と尊ばれ、伊勢参宮を
控えた人々がその浜辺で汐水を浴びて
心身を清めていました。夏至当日の朝、
二見浦で夫婦岩の間から昇る朝日を
浴びながら禊を行うお祭りが行われます。
↑ スウェーデンの夏至祭
スウェーデンなどの北欧でも夏の訪れ
と豊かな収穫を祝い夏至祭が行われる
そうです。この祭りは「新しい始まり」を
象徴し、夏至祭のシンボルである
「メイポール」は豊かな収穫と生命の
再生を象徴しています。
夏になる前のこの時期、梅雨入りする
地域が増え、雨が多い季節となり、
寒暖差も激しくなりますので、
どうぞご自愛くださいね。