9月22日は【秋分(しゅうぶん)】です。
「秋分の日」は二十四節気の秋分に
入る日をさします。その秋分の日を
含めた前後7日間を「彼岸」といいます。
「彼岸」とは雑節の一つで、
春と秋の2回あります。
お彼岸には祖先を敬い、
亡くなった人を偲び、
お墓参りをする風習があります。
秋分の日の代表的な食べ物は
「おはぎ」です。小豆の赤い色は
災難から身を守り、邪気を祓うと
されています。
ところで、「おはぎ」と「ぼたもち」
の違いはご存じですか。
もち米をあんこで包むというのは
同じですが、「ぼたもち」はこしあん、
「おはぎ」は粒あんのものをいいます。
「おはぎ」は秋に咲く萩の花から
「お萩」と呼ばれ、秋に収穫する
小豆はやわらかく、香りもいいので、
粒あんにして食べました。
「ぼたもち」は春に咲く牡丹の花から
「牡丹餅」と呼ばれ、小豆は秋に
収穫して春まで貯蔵するために
皮が固くなってしまうので、
皮を取り除いてこしあんにして
食べたそうです。
「暑さも寒さも彼岸まで」というように、
ようやく厳しかった暑さも和らぎそう
ですね。気候の変わり目ですので、
どうぞご自愛くださいませ。